安座間美優 @サラリーマン金太郎


サラリーマン金太郎 #1 [TV朝日系]
2008/10/17


なんと,安座間美優嬢が「モップガール」と同枠の金曜ナイトドラマ「サラリーマン金太郎」にレギュラー出演です.美優嬢の役は主役のサラリーマン・永井大氏と同じ職場のOLさん.ちょうど,同枠のドラマ「特命係長・只野仁」に出演していたエビちゃんこと蛯原友里嬢と同じようなポジションなのでしょうか.同じCanCamモデルとして似たようなサラリーマンドラマへ出演することになるとは,奇遇ですね.

余談ながら,「モップガール」と同様,このドラマもレイによって首都圏よりも1週間(?)遅れての放送のようです.地方の悲哀ナリ.

さて,美優嬢たちOL三人組は,何かと型破りな新入社員・永井金太郎氏に興味津々の様子.初仕事として命じられた製図用鉛筆削りに集中している永井金太郎氏に話しかけてみるOL美優嬢.

「あのー,鉛筆削りお上手なんですね」

おぉ,ちゃんとセリフがあるじゃないですか.しかも自然だ.(^_^;

美優嬢たちのいる「営業四課」は,限りなく窓際というか,等閑に付された部署でして,雑用以外にこれといった業務がありません.美優嬢みたいな綺麗なOLさんをそんなふうに扱っているなんて,なんともったいない.

ヒマな美優嬢たちは永井金太郎氏の鉛筆削りを手伝おうかな〜とか言ってます.そんなにヒマなら私の業務手伝ってください.(笑)

社内の派閥抗争が原因で止むを得ず退陣することを決意した某専務への餞別として,魚釣り用の浮きを自作している永井金太郎氏と,その様子を興味津々で見ているOL三人組.感心して「金ちゃん器用なんだね!」と言うOL美優嬢がカワイイ.

新入社員・永井金太郎氏を歓迎しての飲み会で,男性社員と因縁をつけてきたヤクザ連中との間で乱闘騒ぎになってしまい,怯えている女子社員の皆さん.さあ,まこちゃん,今よ,変身よ!! (違)

ということで,「サラリーマン金太郎」第1話の美優嬢でした.ここのところ,「ズームインサタデー」にこの「サラリーマン金太郎」と,美優嬢がテレビでの活躍の場を広げています.“美優嬢はCanCam中心にモデル業に専念するつもり”だと認識していた当方にとってこのような事態は意外だったのですが,その辺の事情は美優嬢自身がブログで語ってくれています.

曰く,大学在学中は学業を重視して仕事量をセーブしており,その結果としてモデル業に集中する形になっていたということのようです.そして,2008年度の前期に卒業に必要な単位がほぼそろったということで,この秋から仕事の幅を広げることになったのだそうです.

ということは,今後はCanCamモデルをベースとしつつ,それに加えてさらなる活躍,飛躍が期待できるということで,非常に楽しみですね.「ズームインサタデー」と「サラリーマン金太郎」が新たな美優嬢にとってのいいスタートダッシュになることを祈りたいと思います.

ついでに(笑)ドラマ本編についてですが,意外にも(笑)けっこう面白いです.会社創業からの叩き上げ一派(宇津井健会長・古谷一行専務)と,天下り一派(柴俊夫社長)の派閥抗争を,宇津井健会長が引き込んだ元暴走族の型破り社員・永井金太郎氏がどう掻き回すのか,楽しみです.

余談ですが,柴俊夫氏といえば,かつてNHK大河ドラマ「春の波濤」に出演されていたのを思い出します.NHKの大河ドラマはほとんど時代劇であるわけですが,一時期,3年ほど近代を舞台としたドラマが続いたことがありました.私が記憶しているのは「山河燃ゆ(1984年)」(昭和期)と「春の波濤(1985年)」(明治・大正期)の2本で,私が自ら継続的に視聴したNHK大河ドラマはこの2つだけだったりします.

「春の波濤」は,日本の女優第一号の川上貞奴(松坂慶子さん)と「オッペケペー節」の川上音二郎(中村雅俊氏)の夫婦を中心とした物語でした.柴俊夫氏の役が何だったかはっきり覚えていない(汗)のですが,ひとつ強く印象に残っているシーンがあります.

川上音二郎は,当初,自由民権運動に呼応して権力に対して批判的な芝居を上演しており,上演中に官憲に踏み込まれたりしていました.しかし,年月を経て,川上音二郎は批判精神や自由民権思想よりもエンタテインメント重視の方向へ舵を切り,時流に乗った芝居を多く上演するようになります.史実はどうか存じませんが,ドラマではそんな感じでした.

さて,柴俊夫氏は自由民権運動に心酔し,「権力に批判的な川上音二郎」の支持者だったのです.そんな柴俊夫氏が上述の「川上音二郎の方向転換」を目の当たりにして,自由民権の夢破れたかのようにがっかりしてしゃがみこんでいたシーンがあり,私は柴俊夫氏の名前を聞くと何故かいつもそのシーンを思い出してしまうのです.いや,本当にどうでもいい話ですが.(^_^;

なお,以上は全て20年以上前の記憶に基づいて書いていますので,誤謬があるかもしれません.その点,予めご了承ください.


ついでと言っては何ですが,銀座のママさんとして登場の井上和香嬢です.イイですねぇ.美優嬢と和香嬢はドラマ「ガチバカ」で一応共演したことがありますね.



秘書役として登場の青山倫子さん.初めて見る方ですが,なんか色っぽくてイイですね.社長秘書(?)として,対立派閥の動向を探るスパイのような役目までこなしていますが,ちょっと謎のある人物のような感じ.



サラリーマン金太郎 #2 [TV朝日系]
2008/10/24


「サラリーマン金太郎」第2話の安座間美優嬢.営業四課OL三人組の中で最も背の高い美優嬢は,他の二人の防護壁,衝立として最前面に立たされることが多い感じです(笑).そのおかげで美優嬢が目立ちます.

美優嬢,レイによって製図用鉛筆削りに勤しむ永井金太郎氏を見て,「すごい! 金ちゃんますます腕が上がってる!」と感心しています(笑).セリフもOL三人組の中では美優嬢が一番多くていい感じです.この調子で行こう♪

さて,創業・叩き上げ一派(宇津井健会長・古谷一行専務)と天下り一派(柴俊夫社長)の社内派閥抗争は後者が圧倒的に有利な展開ですが,宇津井会長を尊敬している永井金太郎氏はまだ喧嘩に負けたわけではないと言って諦めていません.そんな金太郎氏は会長が後継者として呼び寄せた隠し玉,会長の隠し子ではないかという噂が流れているようです.

噂が気になる美優嬢,「あのー,金ちゃん,ひとつ質問してもいい?」と恐る恐る本人に質問してみます.「金ちゃんて,会長とどういう関係なの?」

社内派閥抗争の行方を決定付ける重役会議の当日,突如として営業四課に暴漢が殴り込んできます.実はその前夜,路上でホステスに乱暴する腐れ野郎を永井金太郎氏が一発殴っていたのですが,悪いことにその腐れ野郎が政財界に多大な影響力を持つ闇社会の大物の息子だったのです.殴り込んできた暴漢はその闇の大物の手下なのでした.

乱入してきた暴漢に怯え,殴り飛ばされた金太郎氏を心配する美優嬢.なんだか大変なことになって参りました.金太郎氏は暴漢との死闘に勝利しましたが,このまま事が収まるとは思えません.その闇社会の大物が本気になれば,金太郎氏もこの会社も消し飛ぶかもしれません.

翌日,宇津井会長とともに闇の大物のもとへ赴く永井金太郎氏の身を案じる美優嬢.「金ちゃん……」

この「金ちゃん……」が,今回の美優嬢の最大の見せ場でしたね.いい表情,いい声でした.女優・安座間美優は確実に進歩している!?

今回,重役会議にて創業・叩き上げ一派(宇津井健会長,古谷一行専務)が決起し,その決死の覚悟が他の重役たちの心を動かし,横暴なる天下り一派(柴俊夫社長)の解任に成功します.なんと,派閥抗争は重役たちだけで一応の決着がついてしまいました.なんか拍子抜けです.(笑)

一方,永井金太郎氏は上述の通り闇の大物を敵に回してしまい,金太郎氏自身も宇津井会長も,そして会社も無事ではすまないかもしれません.こちらが今後のメインのストーリーになるのでしょうか.

しかし,劇的な重役会議で派閥抗争に決着がつき,無事ではすまないと覚悟を決めた金太郎氏が営業四課の同僚に感謝と別れを告げる様子は,ほとんど最終回みたいな感じでしたよ.(笑)


ついでと言っては何ですが,本日の井上和香嬢です.和服姿がイイです.


こちらは本日の社長秘書・青山倫子さん.対立派閥の古谷一行専務の会話を堂々と盗聴しています(笑).この方の動向からは目が離せません.


美優嬢や永井金太郎氏と同じ「営業四課」の先輩社員,小川奈那さん.この方もこのドラマで初めて知りましたが,今回は胸元がまぶしくて眼福でした.(^_^;


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